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◉ ご挨拶
“ものづくり”の世界でここ数年で変化を遂げようとしています。3Dプリンターがメジャーになり、安価なものが普及し、それを後押しするようにフリーの3Dモデリング
ソフト、アプリも各メーカー から続々リリースされました。パソコンとプリンターが普及し、年賀状を家庭で作ることが一般的になったように誰もが家庭で必要なものを家庭で
作る日が来るのでしょうか?
東京都 大田区は“ものづくり”としては非常に世界的にも有名な街であります。そこで機械、電気、電子と“ものづくり”に20数年ほど携わってきました。大田区にはこんな
逸話があります。「蒲田の駅ビルから図面を紙飛行機にして飛ばすと製品になって帰って来る。」と。これはものづくり職人さんたちが汎用機と言われるアナログの機械を駆使
し、どのような意図を持って設計されているかを図面から読み取り、考え、製品を作っていたということです。昨今の“ものづくり”はコンピューターの発展とともにCNC
(Computerlized Numerical Control コンピュータ数値制御コントロール)というものが工作機械に普及し、CAD・CAMというソフトを扱え、ある程度の加工知識があれば
それなりに“もの”を作ることが出来るようになりました。(高品質の“もの”を作るにはかなりの知識と経験が必要です。) 但し、CADで描かれた図面があった上で沢山の数量
を作るのには非常に適していますが、CADで描かれたデータがなければCNCは 動きません。三次元加工機や3Dプリンターは更に3D CADのデータが必要になります。
先ほども言いましたが、昔のアナログ職人たちは時には簡単な図面と対話だけですばらしい“もの”を作って いました。(実際はCNC機では製作出来ない形状や汎用機では
製作出来ない形状がありますが・・・)
最新の技術を駆使した“デジタルなものづくり”、汎用機で腕と経験を活かした“アナログなものづくり”の両方を体験、経験、知識をこれからものづくりを始める方、
“ものづくり”で苦労されている方に両方の良いところを活かし、的確なサポートが出来たらと思っています。
monopro <ものプロ>
沼田士司